家庭裁判所は、俗に『家裁』と呼ばれています。

 

全国都道府県庁所在地と、函館市、旭川市、釧路市に本庁があり、203箇所に支部と77箇所に出張所があります。

 

  • 家庭に関する事件の審判(家事審判)及び調停(家事調停)
  • 少年の保護事件の審判(少年審判)
  • 戸籍上(戸籍名)の改名の許可・不許可・性別の変更
  • 養子などの審判

などが取り扱われます。

 

家事事件とは、民法その他の法律で定める家庭に関する事件を指します。

 

夫婦、親族間の離婚、扶養、相続などの紛争や未成年者の養子縁組の許可や後見人の選任などがあります。

 

少年事件とは、少年法その他の法律で定める20歳末満の罪を犯した少年や罪を犯すおそれのある少年などの事件です。

 

地方裁判所など、いわゆる下級裁判所と違うのは、審理する事案・事件が法律によって制限されているところです。

 

一般的な裁判では、公正を期すために通常は公開されます。

 

ですが、家庭裁判所の場合は当事者のプライバシー保護の観点から、原則非公開となっています。

 

ただし、離婚などの人事訴訟事件は除きます。

 

家庭裁判所には、家庭裁判所調査官がいます。

 

離婚事件における夫婦の現状の把握、少年保護事件における少年や家庭の問題の実地調査・把握など、家事審判、家事調停、少年審判に必要な調査及び環境調整等における事務を担っています。

 

家庭裁判所調査官になるためには、裁判所職員採用総合職試験(家庭裁判所調査官補、院卒・大卒区分)に合格しなければなりません。

 

その上で家庭裁判所調査官補として採用される必要があります