ベランダとバルコニーはわが国ではほとんど似たような意味で使われていますが、全く同じというわけではありません。

 

ベランダは住宅の外壁から張り出しているような構造物で、上部に屋根がついていて、人がそのスペースを歩くことができるようになっているのが特徴です。

 

ベランダのなかでもマンションの2階以上の部分にあるものは、隣の居室との間には間仕切りがあるほか、街路に面したほうにはプライバシー保持のために目隠しの板が設置されているのがふつうです。

 

一戸建て住宅の場合には落下防止の意味合いで同様の目隠し板が設置されていたとしても、室内への採光を重視して格子状やスリット状の隙間があり、完全には隠れていないことがあります。

 

 

マンションのバルコニーの間仕切りは非常時に蹴破って避難できるように薄くつくられています。

 

1階にあるものもベランダですが、あえて建物の図面などではテラスと名付けていることのほうが多いようです。

 

 

いっぽうバルコニーも外側に張り出した部分には違いがありませんが、2階以上の場所に置かれた平面的な空間で、屋根やひさしなどが付いていないところに違いがあります。

 

一般にはベランダよりも広くつくられていて開放感があることが多いといえます。